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【西条昇の浅草エンタメ日記】浅草の芝居小屋が舞台の唐十郎・作「風のほこり」を観劇

今日は、学生2名と一緒に芝居砦「満点星」での作・唐十郎、演出・金守珍による新宿梁山泊公演「風のほこり」を観てきた。
舞台設定は昭和5年の浅草・玉木座「プペ・ダンサント」の舞台下の水が滴る文芸部室である。
文芸部員の水守三郎には浅草「カジノ・フォーリー」「ヤパン・モカル」の文芸部に居た実在の人物の名前が使われ、「奇々怪々一座」の役者である怪々なる呑界は玉木座に出ていた中山呑海(三木のり平夫人の父親で、小林のり一さんの祖父にあたる)がモデルではあるが、史実にはとらわれず幻想的な唐ワールドが展開されていく。
最前列でのかぶり付きで観たため、舞台上からの水しぶきが飛んできた。
湖斑役で東京ヴォードヴィルショーの石井愃一さんが客演し、存在感のある演技を見せていた。
終演後に石井さんと久しぶりの再会。
観に来られていたヴォードヴィルショーの佐渡稔さんにも挨拶を。
客席にいらしていた唐十郎さんが終演後に舞台に上がられたのに大感激。
学生たちも初めて唐さんの芝居を観て驚きつつ刺激を受けていたようだ。
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