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【西条昇の芸能日記】立川流日暮里寄席での花見の噺特集へ

昨日は、日暮里駅前のロータリーの桜を眺めながら、日暮里サニーホールでの立川流日暮里寄席の「春爛漫 お花見の噺特集」へ。
隣の桜 立川寸志/長屋の花見 立川談修/花見酒 立川志遊/百年目 立川龍志/仲入り/花見の仇討ち 立川こはる/あたま山 立川生志/天神山 立川雲水という花見にまつわる噺を並べたラインナップ。
雲水師の企画だそうだが、桜のピークの時期に落語で花見の気分を味わうという趣向が楽しく、椅子を追加しても立ち見が出るほどの大入り満員状態に。
芸協の下座さんが入っていたこともあり、はめものを取り入れた噺も多く、春らしい華やかな雰囲気を味わえた。
中入り後に登場のこはるさんの「花見の仇討ち」での「ひとつ、花見に行こうじゃねえか」「もういいよ、花見は…。飽きた」というくだりや、生志師の「あたま山」での花見客で賑わっている場面に前の「長屋の花見」や「花見酒」や「百年目」の登場人物たちが居るというくだりに笑った。
ぜひ、また、こうした企画をお願いしたいものだ。
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