【西条昇の浅草文学散歩&食べ歩き】永井荷風と浅草・尾張屋のかしわ南蛮そば [浅草六区]
晩年の永井荷風が贔屓にした店と言えば、蕎麦の尾張屋本店と洋食のアリゾナキッチンの2店を挙げる人が多いだろう。
連日のように、尾張屋ではかしわ南蛮そばを、アリゾナキッチンではチキンレバークレオールを食べていたという。よほどの鶏好きだったのか。
尾張屋本店の店内には、かしわ南蛮そばを食べる荷風の写真パネル2枚が飾られている。
荷風が浅草を最後に訪れた日も尾張屋で食事をしている。
しかし、それだけ訪れた尾張屋の店名が、荷風の日記である断腸亭日乗には、僕の調べた限り、一度も登場しないのだ。
一方のアリゾナキッチンに行ったことは3百回近くも店名と共に記されている。
どぜうの飯田屋に行ったことも2百数十回、記されていた。
これはどういうことなのか、その理由は荷風本人にしか分からない。
連日のように、尾張屋ではかしわ南蛮そばを、アリゾナキッチンではチキンレバークレオールを食べていたという。よほどの鶏好きだったのか。
尾張屋本店の店内には、かしわ南蛮そばを食べる荷風の写真パネル2枚が飾られている。
荷風が浅草を最後に訪れた日も尾張屋で食事をしている。
しかし、それだけ訪れた尾張屋の店名が、荷風の日記である断腸亭日乗には、僕の調べた限り、一度も登場しないのだ。
一方のアリゾナキッチンに行ったことは3百回近くも店名と共に記されている。
どぜうの飯田屋に行ったことも2百数十回、記されていた。
これはどういうことなのか、その理由は荷風本人にしか分からない。
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