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【西条昇の浅草文学散歩&食べ歩き】久保田万太郎の愛した駒形どぜうのどぜう鍋 [文豪]

享和元年(1801)創業の駒形どぜうの1階座敷の入れ込み席で、どぜう鍋、どぜう汁、田楽、ご飯とお新香の付いたなべ定食を。
ここは、浅草生まれの小説家・俳人・劇作家の久保田万太郎が贔屓にした店で、店の表には「御輿まつま(間)のどぜう汁すすりけり」との万太郎の句碑がある。
座敷の奥に陣取り、万太郎のすすったどぜう汁をすする。かなり濃いめのどろりとした味噌汁は、どぜうとの相性が実に良い。
酒に漬けて甘味噌仕立ての出汁で煮込んだどぜうが並べられた鍋が運ばれ、ネギを乗せて割下でグツグツと煮込んでいく。
どぜうに関しては、僕は山椒よりも七味派だ。
飯田屋のどぜうより、丸々とした印象を受ける。
気づけば、完食。
駒形どぜうの万太郎の句碑のある角を右に折れ、明治の半ばに川上音二郎が大活躍をした浅草座の跡を通って帰路に着いた。
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