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【西条昇の浅草文学散歩&食べ歩き】荷風も通った浅草の洋食ぱいちでビーフシチューを [浅草六区]

浅草・食通街の「洋食ぱいち」で、ビーフシチューとライスを。
熱々の鍋に入ったビーフシチューは、あっさり味かと思いきや、じわじわと癖になる旨さが口の中に広がってくる。
創業は昭和11年(1936)で、もともとは居酒屋だったが、二代目がビーフシチューに力を注ぎ始め、現在は三代目のご主人が先代からの味を守っている。
店名の「ぱいち」の語源は「一杯」を逆にした「杯一」からで、永井荷風の断腸亭日乗には、昭和25年に4回ほどロック座の踊り子らと「杯一」に訪れたことが記されている。
中でも、昭和25年1月7日は、ロック座終演後に園はるみ桜むつ子等と杯一を訪れ、〈猥談百出。酔うてかへる〉とある。この店で、荷風のどんな猥談が飛び出たのだろうか。
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