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【西条昇の演芸コレクション】昭和18年の第一劇場での東京吉本楽劇隊の公演パンフレット [エンタメ]

昭和18年4月の第一劇場での東京吉本楽劇隊の公演パンフレット。
戦時色が強まって敵性言語が禁止されはじめ、かつて中川三郎のタップダンスや「あきれたぼういず」を売り物に洒落たショーを繰り広げていた「吉本ショウ」も「吉本楽劇隊」と改名させられていた。
ゲスト歌手の三根耕一、稻田文子も改名前は、ディック・ミネ、べティ稻田であった。
表紙には演芸の吉本らしからぬ「空を護れ」というスローガンが。
曰く「想起せよ! 昨年の四月十八日 今年もまた小癪な米機はわが本土を狙っていることを忘れてはならぬ」。
吉本楽劇隊のメンバーには、浅草オペラ出身の町田金嶺、ロッパ一座にいた須田村桃太郎、歌手のややま良一、ミルクブラザースにいた有木三太など。
踊り子の伊吹まり子、池上好江は、戦後に伊吹まり、ミス池上と改名し、人気ストリッパーとして活躍した。
また、文芸部の深井俊彦、振付部の村田凡二郎も、戦後はストリップの世界で作・演出や振付けを手掛け、長く活躍している。
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