【西条昇の浅草エンタメ日記】浅草・花やしき内の花やしき座でのハナヤシキプロレスリング

かねてから観たいと思っていたハナヤシキプロレスリングを観るため、浅草花やしき内の花やしき座に足を運んだ。
ハナヤシキプロレスリングは、「お父さんが子どもに見せたくなるプロレス」をコンセプトに２０１０年９月にプレ旗揚げされ、しばらく定期的に無料で開催していたが、昨年９月から正式に有料興行をスタートさせた。
「浅草」や「花やしき」にちなんだキャラの覆面レスラーたちによるコメディ色とルチャリブレを合わせたエンタメプロレスで、「えべっさん」や「くいしんぼう仮面」のいる大阪プロレスの〈浅草版〉といった印象だ。
ちなみに〈中の人たち〉はプロレスラーだそうで、お笑い路線のやりとりの中に迫力ある大技が決まったりする。
僕的には、花やしきの人気ライド「パンダカー」をモチーフにしたパンダカーロボを楽しみにしていたのだが、負傷でハナプロ無差別級王座を返上して今回は欠場。残念…。
空位となった無差別級王座を争って、花やしきのローラーコスターにちなんだザ・ローラーコスターとブラックコースターが対決し、ブラックコースターが新王者に。
浅草キャラとしては、ザ・カミナリモンスター（得意技は雷門ちょうちん落とし）や風神・雷神、〈金龍の化身〉アサクサキッドなどが出場していたほか、花やしきのビックリハウスの番人キャラのビックリBoo、ホラー・キャラのマスターゴースト、悪のピエロ・キャラのメリーさんなども結構人気があった。
指定席４千円、自由席３千円、中高生千円、小学生５百円、未就学児は保護者同伴で無料。
〈どこから見てもリングサイド〉と言える会場は、プロレスファンの大人、若い女性たち、子どもたちで大入り満員。
予想以上に小学生たちが多かったね。未就学児もいたし。
大人も子どももそれぞれ好きなキャラに声援を送って、いい感じに盛り上がり、楽しんでいた。
何より、会場の一体感が心地良かったな。

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