【西条昇の浅草コレクション】浅草・大勝館での澤村四郎五郎主演「怪術兒雷也」のチラシ

大正時代の子供達の間ではチャンバラ映画と共に忍術映画というジャンルが大変な人気を博していた。
そうした忍術映画の代表的作品が児雷也モノで、目玉の松っちゃんこと尾上松之助も、そのライバル的存在だった澤村四郎五郎も、何度も児雷也役を演じている。
澤村四郎五郎主演の浅草・大勝館での「怪術 兒雷也」のチラシが手元にあるが、巨大蝦蟇が口からモクモクと煙りを吐いているイラストと時代がかって大仰な感じのデザインや「四郎五郎大活躍　天下一品忍術劇」というコピーが凄く良いな。
これを見ただけでドキドキワクワクしてくる感じで、何となく80年代のフランクチキンズの「We are Ninja」という曲を思い出した。
♪アンタも忍者 私も忍者 目つぶし投げてドロンドロン…♪

私、西条昇は浅草六区の劇場のパンフレット類を収集しています。
オペラ館、大都劇場、ロック座、フランス座、凌雲座、帝京座、音羽座、宮戸座、義太夫座、昭和座、万成座、浅草ルナパーク、浅草・楽天地ショウなどのパンフレット類をお持ちの方いらっしゃっいましたら、適価でお譲り頂けたら幸いです。

タグ：浅草 浅草六区 浅草研究 映画史 忍者 忍者映画 西条昇 お笑い評論家 大衆芸能研究