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日刊スポーツの特集記事「好きなオネエ系タレント・ランキング」に顔写真入りで西条のコメントが掲載されました [エンタメ]

先週24日の日刊スポーツの特集記事「好きなオネエ系タレント・ランキング」に顔写真入りでコメントした際の掲載紙が届きました。以下、西条のコメント全文です。

「オネエ系」といわれるタレントが、これだけたくさんテレビで活躍しているのは日本だけでしょう。米国は「ゲイの文化」などといわれますが、デリケートな部分もあって、カミングアウトしてタレントとして活動しているケースはそう多くない。アジアではタイがおおらかで、ニューハーフのムエタイ選手や映画「アタック・ナンバーハーフ」などが知られていますが、タレントは日本ほど多くはないと思います。
日本には歌舞伎の女形とか、男性が女性に扮する文化が江戸時代初期からある。宗教に縛られる部分もない。そうした日本独自の文化が、現在のオネエブームの背景になっていると思います。
笑いというのは、ギャップがあればあるほど面白い。そのギャップを自在に使えるのがオネエタレントなんです。ゴツゴツした顔でオネエ言葉をしゃべるだけでつい笑ってしまう。はるな愛さんみたいに、見た目がかわいいのに、時折股を開いて下品なことをやるとか。
オネエたちは日本の芸能界の道化師、トリックスターでもあると思うんです。本来はお笑い芸人が担ってきた役割ですが、最近はバランス感覚のある芸人さんが増えて、きついことを言わなくなってきた部分もある。そこで、歯に衣着せぬオネエたちの発言が支持を受けている。ヘアーメイクや振付師など専門を持っている人も多い。一芸を持っていることがキャラクターに深みを与えている部分もあります。
子供の頃、自分のアイデンティティーに悩んだり苦しんだり、いじめられた経験を持つ人もいます。それらをくぐり抜けてきたことで、物事を裏から眺められたり、世間の価値観にとらわれない考え方を身に付けたということもあるのでしょう。マツコ・デラックスさんらオネエたちの発言は知的で、洞察力があり、ボキャブラリーも豊富ですが、彼女たちのそうした生き方が反映されているのでしょうね。(談)

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