一年前に初めて見た楽しんごの第一印象

昨日、楽しんごちゃんがゲスト出演したおしゃれイズムを見た。
独特の表情や仕草に変な可愛さがあって、実のお姉さんを登場させる構成に思わず見入ってしまった。
ここ半年くらいの間にいろいろな番組で見かけるような楽しんごちゃんだが、思えば僕が初めて彼(彼女？)を生で見たのは一年前の大晦日だった。
富士急ハイランドの大晦日の年越しイベントとして桜塚やっくんプロデュースの若手お笑いコンテストをやることになったというので、僕が審査員長として呼ばれたのだ。
除夜の鐘にちなんで108組の若手が集められ、彼らとともに朝早く高速バスで富士急ハイランドに向かった。
ええじゃないかの前の特設ステージで若手が午後から一分ネタを披露し、中から7組くらいを選んで年越しギリギリまで決勝が行われた。
その時はまだエンタの神様も爆笑レッドカーペットも終わっておらず、それらを意識したキャラ芸人がやたらに多かったのを覚えている。
確か、中盤を過ぎたあたりで楽しんごちゃんが登場し、ドドスコスコスコ…ラブ注入！のネタをやった。
変な可愛さがある分、あざとさが感じられず、これはテレビ的に即戦力になるとすぐに思った。
もちろん、決勝7組に残したが、決勝の5分という持ち時間ではやや苦しさが目立ち、確か準優勝くらいだったと思う。
年越し後の打ち上げで楽しんごちゃんは僕のところに挨拶に来てくれ、二言三言喋った。
ここ数年は毎年のように一言フレーズを売りにしたキャラ芸人がブレイクしては失速し、また次の一言キャラ芸人がブレイクするというのが繰り返されてきたが、楽しんごちゃんの場合はドドスコをやらなくてもテレビ的な絡みやリアクションが面白いから、オネエ系タレント枠として残っていくのではないか。

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