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全国の新聞にKAT-TUNのこと書いたよー [ジャニーズ]

もう2年半ちかく前から共同通信を通じて全国の新聞各紙に「テレビの泉」というタイトルでTVバラエティーについてのコラムを連載している。
先月はKAT-TUNについて書いたんで、一応ここにアップしときまーす。

ジャニーズ事務所のアイドルグループ「KAT-TUN」が待望のCDデビュー。NHKのBSで放送中の番組「ザ少年倶楽部」では、過去の映像を交え、彼らの結成からデビューまでを振り返っていた。それを見て、歌にドラマにと破竹の快進撃を続ける彼らの唯一の課題が、フリートークではないかと気が付いた。
ダウンタウンや石橋貴明といったお笑いの大物が司会の歌番組にゲストで出たときは、巧みなツッコミにリアクションを返すことで面白いトークが成立している。だが、自分たちだけでトークをしたときには、誰がボケで、誰がツッコミなのかが、まだ明確に定まっていない感じなのだ。
彼らの先輩である「SMAP」はデビュー当時に歌番組が少なく、曲も大ヒットに至らない状態が続いたため、腹を据えてコントやトークなどのバラエティー番組で経験を積むうちに、それまでのジャニーズアイドルとはひと味違った「笑いもできるエンターテイナー」に成長した。
以後、「KinKi Kids」や「TOKIO」「V6」「嵐」と後に続いたグループもそれぞれ自分たちのバラエティー番組を持つようになった。KAT-TUNと舞台で共演の機会が多い「関ジャニ∞」はトークで一人が話題を振れば、笑えるボケを三人くらいが連発する。
KAT-TUNの場合は、事務所社長のジャニー喜多川氏が作・演出のミュージカルやショーに数多く出演。亀梨のピシッと型の決まるダンスや空中アクション、赤西の歌とフェロモンポーズ、上田のギター、田口のジャグリングやタップダンス、田中のラップ、口でさまざまな音を表現するビートボックスの中丸と、ジャニーズ王道である「表芸」の幅広さは歴代のグループの中でも抜きんでている。
器用で芸熱心な彼らのことだから、笑いやトークの技術も、経験を重ねることで向上させていくに違いない。

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